吹奏楽オリジナル作品 2
 
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●P.スパーク:ノルウェーのロンド (G3) 6’09 ¥24,570 【A−562】
「祝典のための音楽」や「オリエント急行」などが広く知られ、吹奏楽のみならず金管バンド作品でも大変人気のあるイギリスの作曲家、スパークの作品。この作品は、スイスの”ロンド”という名前のユース・バンドが、1998年にノルウェーへ演奏旅行する際に作曲されたもの。「ノルウェーのロンド」という題名は大変に紛らわしいが、ノルウェー音楽や、音楽の形式としてのロンドを題材とした作品ではない。スパークによる他の作品同様、華やかで活発な部分と、美しいメロディーがとても魅力的である。スパークの作品は比較的難しい曲が多いが、その中で、グレード3というのも特筆すべき点ではないだろうか。
 
●P.スパーク:ディヴァージョンズ〜スイスのフォークソングによる変奏曲  (G4.5) 14’55 ¥23,100 
 【A−551】
曲名『ディヴァージョンズ』には「転機」とか「移り変わるもの」といった語彙があるが副題にもあるとおり、曲はカール・ヘスが19世紀に作り、スイスのフォークソングとして広く親しまれている「デア・ハイメットフォーゲル」をベースにした一種の変奏曲として書かれている。この曲名は、日本語に直訳すると「わが故郷の鳥」という意味になるが、その歌詞はイギリスでは「金色の鳥」または「私の庭の鳥」と訳され親しまれているという。曲は、主題提示部のあと、4つの変奏曲で構成されている。スパークらしい、非常に雄大で暖かい響きのする作品である。変奏曲ならではの場面の変化が面白く目が離せない。随所に情感溢れるメロディーがたっぷりと歌われ、ラストは次第にクライマックスを構築していき、華やかなコーダで曲を締めくくる。
 
●A.ゴーブ:アウェイデー (G5) 6’12 ¥29,400 【A−552】
「キャンディード」や「ウエストサイド・ストーリー」など、バーンスタインのミュージカルからインスピレーションを得て作曲されたジャジーな作品で、ソナタのスタイルで書かれている。8分音符2つからなる鋭利な音形が拍子に変化を加えながら何度も打ち放たれるプレストの導入部に続き、トロンボーンが提示するリズムにのってスピード感豊かにジャジーな展開がお祭り騒ぎのように繰り広げられ、中間では木管楽器のいくつかのグループがやや穏やかな展開をみせる。その後、導入の音形がブリッジ的に帰ってきて音楽は再び発展を始める。再現部の後、再び主部や導入部の動きのサポートを得て勢いを増し、陽気さを爆発させるかのように曲を閉じる。コンクールなどで演奏すれば一躍注目を集めるだろう。
 
●カーナウ:プロクラメーション (G4) 5’32 ¥13,020 【A−556】
「宣言、布告」というタイトルを持つこの作品は、輝かしいファンファーレで始まり、そのファンファーレ自体が曲を通じたテーマとなっている。この威厳あるファンファーレは何度となく繰り返され、力強いメッセージを聴き手と奏者に想起させる。金管楽器には体力が要求されるが、ファンファーレ的な動きが中心となっているので、演奏はそれほど困難でないと思われる。どちらかと言えば演奏会向きかもしれないが、コンクールの自由曲としても十分に効果的な作品。これを機に、金管セクションに力をつけたいと思っているバンドにも適しているかもしれない。
 
●ホゼイ:ペルシス (G4) 8’07 ¥16,800 【A−558】
大変興味深いホゼイの最新作がついに出版された。彼自身の妻に尊敬と感謝を持って捧げられた作品。”ペルシス”は「ペルシャ」を意味するギリシャ語で、ある男性が古代ペルシャの首都、ペルセポリスにタイム・トラベルした・・というファンタジーの物語。古代文明の壮麗な建造物、大理石の像などの素晴らしい芸術品に囲まれ、ワイルドな冒険を始める。というストーリーが音楽で描かれている。曲の出だしから大変印象的なフレーズが姿を現し、聴衆はあっという間にこの曲の独自の世界に引き込まれる。次々と変わっていくメロディーの一つ一つが独創性に溢れており、ストーリー性の強い作品ならではの”説得力”を感じることが出来る。独特な音階や、巧みに用いられた装飾音がいた大変印象的で、もちろんバンドが良く鳴ってくれるのは言うまでもない。一部、トランペットの高音や木管楽器の細かな動きなど、難しい部分もあるが、苦労しがいのある作品に仕上がっている。中学生から大人まで楽しめ、コンクール・演奏会に効果的な作品としておすすめしたい。

 
●S.メリッロ:ゴッド・スピード! (G6) 6’00 ¥19,950 【A−516】
2000年全日本吹奏楽コンクール、土気シビックWOの自由曲。輝かしいオープニングで曲は始まる。メリッロ特有のSF映画音楽的な音響空間がめまぐるしく展開されていく。全体を通じ躍動感溢れる華麗なサウンドが大変印象に残る。
 
●S.メリッロ:天使のスピーチ (G4.5) 7’10 ¥19,950 【A−517】
鍵盤系打楽器の幻想的なサウンドで曲は開始され、次第に管楽器群も加わり荘厳な雰囲気を醸し出す。中間部から一転して激しい部分となり、ラストは比較的ゆったりとしたスケールの大きなサウンドで、聴いている者を圧倒させる。
 
●キャンプハウス:すべての真実なこと (G4) 13’00 ¥28,350 【A−361】
作曲者の師であったジョン・ペインター氏を偲んで作曲された。曲はTimpのロールで静かに開始された後、Euphの祈るようなソロが現れる。次第に様々な楽器がコラール風に加わっていき、厚みを加えて高まっていく。後半はテンポを速めて激しい部分となり、木管群の装飾の下に金管群が巨大なファンファ−レを奏でる。終盤で”聖アントニーのコラール”が姿を表し、最後はオーボエとフルートのソロで静かに曲を閉じる。派手さはないが、深い感動を味わう事の出来る”秀作”である。
 
●F.ティケリ:ブルー・シェイズ (G5) 10’00 ¥26,250 【A−419】
伝統的なジャズの手法と、作曲者の音楽スタイルが見事に融合した大変ユニークな作品。全体としてはビックバンドの雰囲気を持つ。中間部はブルースを表現し、終盤にはベニー・グッドマンのクラリネットを思わせる部分もでてくる。また、作曲者はこの曲を次のような6つの部分に分けている。
(第1)導入の主題部
(第2)主題の展開
(第3)Dペダルとクライマックス1
(第4)暗く荒れた部分
(第5)拡大されたクラリネット・ソロ
(第6)最後の叫び
 
●W.シューマン:チェスター序曲 (G3) 6’00 ¥15,120 【A−386】
曲には”ウィリアム・ビリングスのアメリカ独立戦争の讃歌とマーチング・ソングによる”というサブタイトルがついている。ビリングスは、1776年に始まったアメリカ独立戦争の革命歌”チェスター”を作詞作曲した人であり、この曲はその”チェスター”を主題とした7つの変奏曲で構成されている。明快な変奏曲で、木管、金管、打楽器が上手く対比して使われている。
 
●J.プレス:ウェディング・ダンス (G4) 3’30 ¥15,750 【A−444】
この曲は、作曲者が管弦楽組曲として作曲した曲から、その終楽章だけを吹奏楽に編曲したもの。組曲のタイトルは交響組曲「ハセナ」で、ハセナはヘブライ語で”結婚”を表す。その終楽章がこの「ウェディング・ダンス」で、曲中に出現するリズムが、イスラエル舞曲の特徴を示している。タイトルのイメージに似つかない、エキゾチックで非常にエキサイティングな曲である。最後の掛け声がたまらない。アンコール曲としても利用できる。
 
●T.マー:目を閉じると、ダンサー達が見える・・(G5) 7’00 ¥16,065 【A−456】
全く新しい書法で書かれた斬新な作品。ポップス的リズムと現代的サウンドを組み合わせ、独特の匂いを発している。ジャズのリズムを随所に取り入れている為、リズムの変化する様が大変面白い。テューバ(弦バス)のピッツィカート奏法のなんと格好の良いこと・・。とにかくお洒落で渋い作品である。
 
●R.ネルソン:宮廷風アリアと舞曲 (G3) ¥15,225 【A−429】
第1楽章:イントラーダ(1’00)
第2楽章:バス・ダンス(1’40)
第3楽章:パヴァーヌ(2’20)
第4楽章:サルタレロ(2’00)
第5楽章:サラバンド(2’00)
第6楽章:アルマンド(2’30)
ルネッサンス期に流行した舞曲を表現した組曲。「イントラーダ」(祭、あるいは行進曲風のファンファーレ)で開始され、「バス・ダンス」(フランス宮廷で流行したゆっくりとした速度の舞曲)、「パヴァーヌ」(イギリスの宮廷で踊られた孔雀を模した威厳に満ちたゆっくりとした舞曲)、「サルタレロ」(イタリアの早い2拍子の舞曲)、「サラバンド」(スペインの緩やかな3拍子の荘重な表情を持つ舞曲)、そして「アルマンド」(ドイツの緩やかな2拍子系の舞曲)となっている。途中の5楽章には演奏者に歌うことが求められており大変美しい響きが醸し出され、全体を通じても親しみやすく聞き易い構成になっている。
 
●K.フラク:パリへの夜間飛行 (G4) 8’30 ¥19,845 【A−442】
煌びやかで変化に富んだ非常に楽しい作品。コンコルドに搭乗して夜間飛行でも洒落こもう!オープニングはスケール大きなメロディから始まり、壮大なパリの夜景が目の前に広がります。中間部はオッフェンバックの「パリの喜び」を思わせる楽しさあふれるカンカンショーを再現。コンクールで演奏しても面白いだろう。
 
●K.フラク:虹の戦士 (G3) 7’10 ¥19,950 【A−443】
グリーンピースの監視船「虹の戦士」と捕鯨船団との戦いを描いた作品。虹の戦士の鯨を守ろうとする思いがひしひしと伝わってくる感動的なフレーズが随所にみられ、大変美しい。映画のワンシーンを見るような情景描写が劇的に表現されている。
 
●カーナウ:センテンニアル スピリット (G3.5) 3’40 ¥13,020 【A−360】
金管群のファンファーレが鮮やかなのに対して木管群の落ち着いたフレーズが印象に残る。特にホルンの裏メロディが美味しい。コンサートのオープニングにぴったりな華麗な作品。
 
●A.ウェニャン:チャルダッシュ (G4) 5’40 ¥14,280 【A−354】
ハンガリー伝統民族音楽であるチャルダッシュスタイルで書かれており、前半しっとり後半盛り上がるお約束の構成。
モンティのチャルダッシュに飽きた人にはこの作品で。
 
●P.スウェルツ:シリム (G4) 9’50 ¥21,945 【A−394】
副題は「クレズマー・ラプソディ」。ユダヤのクレズマー音楽を参考にこの作品は書かれている。冒頭はイベールの「寄港地」を思わせる独特の怪しいリズムで始まり東洋的なメロディーが流れ始める。途中では皆さんご存知の「ドナドナ」のメロディも聞こえてくる。ヴァン=デル=ローストの「リクディム」にも似たラストの盛り上がり。演奏しても聴いても飽きない作品に仕上がっている。
 
●保科 洋:メモアール (G3) 10’15 ¥18,354 【A−449】
保科作品にみられる独自の憂いをもった作品。木管楽器の柔らかい音色が会場一杯に広がって行き、金管群も加わり次第に盛り上がって行く・・・。いつの間にか独自の音楽空間に飲み込まれていくような作品である。技術的な難易度は高くないが、たっぷりとしたフレーズ感がこの様な曲には必要なので、ある程度音楽表現が難しいであろう。
 
●G.ティンナー:ショーダウン (G4) 7’35 ¥18,900 【A−420】
スクウェアの「オーメンズ・オヴ・ラブ」にも似た非常に軽快なポップス曲。この曲はスイスのセント・ガレンで行われた第3回国際ポプュラー音楽コンテストの課題曲として1998年に作曲された。曲はオープニング、バラード、フィナーレ、エンディングの4つの部分から出来ている。
 
●酒井 格:大仏と鹿 (G4.5) 6’40 ¥21,000 【A−379】
1999年に大阪市音楽団によって初演された酒井 格の新作。<奈良に暮らす人々><奈良の情景のイメージ><大仏><鹿>のテーマの4つの部分から構成されている。題名には日本的な印象を強く受けるが、音楽はどちらかと言えば明るく楽しい作品に仕上がっている。
 
●ヤコブ・デ=ハーン:パシフィック・ドリーム (G3) 9’15 ¥20,895 【A−424】
作曲者が旅行中にシドニーの市場で出会ったウィリアム・デ・シャゾスの絵「パシフィック・ドリーム」を見て感じて書かれた作品。この作曲者らしい、明るく伸びやかでスケールの大きい音楽構成が随所にみられる。ポップス的要素もあり誰にでも受け入られやすいであろう。
 
●R.W.スミス:ポセイドンの風 (G4) 7’35 ¥17,850 【A−404】
「海の男達の歌」で一気にブレイクした、R.W.スミスの新作。この作品は特に公表が待たれていた作品。オデッセー神話に基づいて構成された。ポセイドンはギリシャ神話の海と地震の神で、白馬にまたがり、三つ又の矛を持って力強く駆け回っている。その姿が目に浮かぶようだ。中間部は美しく、船員達が死へと誘い込まれる歌を描いたものとなっている。
ラストの盛り上がりもなかなか。スミスの作品の特徴である、ダイナミックで美しい音楽。間違いなくコンクールや演奏会で話題となる作品である。
 
●R.W.スミス:鷲の翼に (G3.5) 3’50 ¥12,600 【A−413】
ロサンゼルス・オリンピックファンファーレのテーマを思わせる非常に爽やかな作品。打楽器パートのさくさくとした推進力のあるリズムが特に印象に残る。内容うんぬんより、とにかく華麗でスケールの大きい響きがするので、
コンサートなどのオープニングにぴったりである。
 
●L.クラーク:ダ・ヴィンチの展望 (G4) 6’50 ¥14,175 【A−369】
作曲家L.クラークの、天才レオナルド・ダ・ヴィンチを賞賛する作品。ダ・ヴィンチの手法の中の一つのテーマを、出来る限りの表現で構成されており、テーマとヴァリエーションを用いる事で、構成の統一性と、バラエティを同時に表している。
輝かしいオープニングに続き、美しいメロディがたえまなく繰り広げられる。転換部はアフリカ・中南米民族音楽を思わせる怪しい雰囲気に包まれるが、ここがこの曲を引き締めている重要な部分。エンディングはこの曲のテーマを華麗に展開させ力強く終わる。面白い!話題の曲はR.W.スミスだけではない・・。
 
●K.フラク:キルケニー狂詩曲 (G3.5) 9’30 ¥19,950 【A−441】
タイトルにあるキルケニーはアイルランド南部の州およびその州都の名で、この地方に伝わる民謡や舞曲をメドレー風にした、いわばアイルランド賛歌。シンプルな作曲技法がこの地方の素朴さをよりいっそう引立たせており、大変美しく響
き、心が落ち着く作品に仕上がっている。エンディングもかなりお涙ちょうだいもののメロディで盛り上がり、涙もろい人にはオススメしない(笑)。アイルランド系民族音楽大好きな人集まれ!
 
●デ=メイ:コンチネンタル序曲 (G4) 6’50 ¥25,200 【A−427】
交響曲第一番「指輪物語」などで知られるデ=メイの作品。あいかわらず重心の低い作曲法で、スケールの大きい響きがする。各パートの動きはキビキビして実に気持ちがよい。中間部の美しいメロディに対して曲の終りの追い込みは素晴ら
しく、若者にはうけがよさそうである。
 
●ラプラント:イングリッシュ・カントリー・セッティング (G3.5) 7’00 ¥15,120 【A−465】
イギリス民謡を題材とした非常に親しみやすい作品。「五月の歌」「オー・ホーリー・ホーリー」「とねりこの森」3曲の民謡が使われている。感動的なフレーズが随所にみられ、聴いていると心に積もった汚れが剥がれ落ちていくような思いである。
 
●ヘス:グローバルヴァリエーション (G4) 8,30 ¥21,000 【A−445】
ヘス自ら改編して新たに再登場。値段も大幅にプライスダウン。タイトルどおり「地球的変奏曲」。世界中のありとあらゆる音楽要素をふんだんに取り入れた非常にユニークな作品である。一般的にこのような作品は内容的に支離滅裂な冗談音楽になりがちであるが、しっかりと考えて作られた秀作である。場面ごとの描写が素晴らしく、わかりやすい音楽の流れが聴衆にも好印象を与えるだろう。今年のコンクール自由曲の台風の目として話題になる事うけ合いの一品。「何か話題性があっていい曲ない?」って方。間違いなくこの曲で決まりです。
 
●ヘス:スクランブル! (G3.5) 7,00 ¥15,750 【A−446】
フルート(木管群)の色彩的なメロディーで始まり幻想的な雰囲気をかもし出す。後は爽やかな金管郡のサウンドが会場いっぱいに響きわたる。わかりやすく難易度もそれほど高くないので気軽に演奏できるだろう。ただトランペットに重要なソロが用意されているので注意の事。アーノルドにも似た安っぽいイギリス戦争映画音楽といったところか(失礼)?今話題の作曲家の作品なのでやはり要チェック。
 
●ヘス:イーストコーストの風景 (G4.5) ¥49,875(全3曲) 【A−447】
1.Shelter lsland (4’50) ¥18,900
2.The Catskills (5’54) ¥12,075
3.New York (4’47) ¥18,900
’98、全日本吹奏楽コンクール大学の部。会場を大いに沸かした山形大学の演奏でお馴染みの「イーストコーストの風景」。叙情的な旋律をモチーフに心に染み渡る響きがたまらない。New Yorkは思わず体も心も踊りだしてしまいそう。
文句なく楽しく、もうイケイケ。聴衆もプレイヤーもきっと一つになれる名曲である。
 
●マクベス:海を征服する者 (G4) 10’30  ¥18,480 【A−457】
曲の出だしこそ、R.W.スミスの「海の男達の歌」にそっくりだが、曲全体のスケールの大きさはまるで違う。非常にドラマティックで、聴きおわった後にお腹いっぱいになる曲である。前半部分の広大な海を連想させる表情豊かなフレーズが感動的。後半部分は一転して嵐を予感させる緊張感に包まれる。特に低音楽器と打楽器群の活躍が印象に残る。船の鐘の音や雨、波の音などの特殊楽器がなんともいえん雰囲気をだすいいアクセントになっており(最近はやりだけど)色彩的にも効果十分。昔のマクベス作品しか知らない人。是非この作曲家を、この新しい作品を演奏してみて見直して頂きたい。
 
●ヤコブ・デ=ハーン:ロス・ロイ  (G3) 9分 ¥14,700 【A−423】
重心の低いどっしりとしたリズムで非常に印象的な曲の出だし。つかみはOK!華やかなサウンドが終始響きわたり、演奏者も聴いている者もさわやかさ溢れる気分になる事まちがいなし。難易度は高くなく、中高生でも気軽に演奏できるであろう。このような曲にありがちな安っぽさがなく、構成もドラマティックで感動的なメロディーが随所に盛り込まれた秀作である。是非コンクールに。
 
●A.ウェニヤン:トゥールネーよ永遠に  (G3) 6分  ¥12,600 【A−479】
エルガーの「威風堂々」にも似た美しいメロディーがたえまなく続く。2つのメロディクなテーマとトラディショナルな中間部が好対照をなしています。コンサートのオープニング、あるいはエンディングに最適。
 
●ラリー・マックタガート:プラット川は流れるーネブラスカ序曲   (G4)  8分   ¥12,285 【A−461】
美しいメロディーがたえまなく続き、自然の豊かさや素晴らしさを実感できる、教育上にも大変お勉強になる作品である。フルートやオーボエ、トランペットにソロが配分されており、ちと難しい面もあるが、音楽の流れが自然なので大丈夫!
 中でもコード進行がカラフルに変化していく様が大変美しく、きっと演奏者も聴いてる人もこの曲に恋してしまうだろう。パーカッションパートも新鮮な響きで作曲されており、心がくすぐられる様な音色がたまらん。ピアノもいい味だしてる。是非この様な曲をコンクールで演奏してほしい。
 
●J.Lホゼイ:空色の幻想ーシロフォンとバンドのためのカリブ風ファンタジー  (G4)  5分  ¥15,120 【A−480】
なんてカリビアンなのだろう。いい!青い空、透き通った海、白い砂浜、ビキニ姿のギャル。絶対楽しいよこの曲は!シロフォンメインの曲だが、パーカッションも実は裏メインかも?楽譜に書いていない楽器(例えばスチールドラム)を使って雰囲気を盛り上げるのも一つの手。重い曲が続くプログラムにほっと一息の曲が必要なら是非この曲で。
 
●J.チャッタウェイ:マザーマ   (G3)  8分 ¥12,600 【A−416】
この作品、1985年に出版された曲だが、あまり演奏される機会がないのでここであえて紹介する事にした。この曲は、北大西洋沿岸のマザーマ山一帯に住んでいたインディアン達の祭りや、古代インディアンの伝説をおり込んだ大変ユニークな作品である。「もののけ姫」を連想させる雰囲気が我々日本人には受け入れやすいと思う。比較的易しい曲だが、オカリナを使用したりインディアン聖歌を歌ったり演奏効果も満点で、かつ十分に内容のある作品なので、もっと演奏会やコンクールで演奏されてもよいのだが…。とにかく名作である。一度お試しあれ!
 
●ダナ・ウィルソン:新大陸の踊り(’90) (G4) 9分  ¥18,900 【A−352】
冒頭のラテンパーカッション系のいきなりノリのいいリズムから始まり、あなたの体はきっとしだいに動き出す。中南米系の野性味溢れるこの曲は、音楽『リズムの楽しさ』を再確認できる。 旋律もありきたりの手法ではなく非常に変化のあるおもしろいものとなっている。 パーカッション奏者はぜひ選曲会議でこの曲を推すべし!
 
●ダナ・ウィルソン:シャカタ、歌によって世界は生まれた(’89) 7分 (G4・5) ¥20,790 【A−351】
オーストラリアの先住民アボリジニは、先祖が歌を歌う事によって自分達が生まれたと信じていたという。この作品は、吹奏楽作品という感じはしない。新しい、吹奏楽だからこそ表現できるまったく別の音楽である。 この作品を聴いて、リズムがどうの音程がどうの言ってはいけない。 地球から涌き出る音楽の素晴らしさを感じ取ってほしい。
 
●D.ギリグハム:心に宿る永遠の三日月〜管楽器と打楽器のためのアダージョ〜(’97) 11分 (G4・5)
 ¥23,100 【A−365】
1997年8月31日から9月8日にかけて、我々人類は偉大な人を亡くした。 ダイアナ妃、マザー・テレサ、指揮者ゲオルグ・ショルティ。 この曲はこの3人を次々となくした哀しみと、反対に彼らが我々にもたらした生きる喜びといった2つのことを表現している。曲全体にわたって登場する短編の主題は、聴いている者の心に深くしみわたる。
 
●ローランド・バレット作曲:自由な心よ 空高く舞え (G3) 7分 ¥12,285 【A−436】
タイトルが示すとおり、明るく華やかで、実にのびのびした印象の作品。金管楽器と木管楽器が効果的に配分されているので、すっきりとしたサウンドが期待できる。コンサートのオープニングに。
 
●ダグラス・コート作曲:ハイランダー (G3) 5分 ¥12,075 【A−376】
民謡の旋律を素材として自由に構成された作品で、大変美しい曲である。 副題をつけるとすれば「スコットランド民謡によるファンタジー」。金管に過度の負担がかからず、各パートの音色が上手に生かされている。
 
●ジェイムズ・ホゼイ作曲:ひとつの声に導かれる時 (G5) 8分 ¥17,745 【A−450】
アメリカの黒人運動指導者、キング牧師の思い出に捧げられたもので、ワシントンの公民権運動集会におけるキング牧師の有名な演説「私には夢がある」をきっかけに抑圧されていた人々が決起し、ワシントンに向けて行進する運動が展開されたことに、タイトルは由来している。過酷な現実と未来への希望をそれぞれ象徴するような、攻撃的なフレーズと美しくロマンティックな響きのコントラストが印象的。
 
●ジェイ・ケネディ作曲:山への道 (G4・5) 7分 ¥17,955 【A−374】
現代的な手法と多彩な打楽器郡を用いた興味深い作品。 冒頭の打楽器の印象的な打ち込みから、聴いている人はこの曲の多彩的な響きにすでに引きこまれてしまう。 意欲的な作品。
 
●エリック・ウィテカー作曲:ラスベガスを喰い尽くすゴジラ (G4) 13分 ¥39,900 【A−348】
パロディ精神とユーモアに溢れたとてもわかりやすい描写音楽で、演奏する側も聴く側も楽しめるハリウッド映画的娯楽作品となっている。楽譜上で指定されている奏者の様々なパフォーマンスもこの曲の魅力の一つとなっている。
 
●D・ギリングハム作曲:ベトナムの回顧(’91) (G4) 10分 ¥34,125 【A−366】
戦争と人間の内面的な部分に光を当てた精神性の強い作品。 全曲を支配する持続的な緊張感が素晴らしい。木管が少なくても十分演奏可能。

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